首コリとうつ病と傷病手当

カウンセリングを受ける男性

慢性的な首コリ

一日中パソコン作業、ネットサーフィン、現代人にとって欠かせないPCやスマホといった電子機器は便利な一方、我々の体に負荷をかける原因になることも。例えば、一定の姿勢を保ち作業を行うPCは、肩こりや腰痛を引き起こしてしまいます。椅子に座っていても知らず知らずのうちに筋肉がこわばり首や肩に負荷がかかります。この負荷が積み重ねると「うつ病」になってしまうのです。

首コリとうつ病の関連性

なぜ首コリによってうつ病になるのか、その原因は筋肉が固まることにあります。姿勢が一定の状態で固まると、その部位の血流が悪化して筋肉が酸素不足の状態になります。すると、ブドウ糖が乳糖へと変化し筋肉が酸性に傾きコリが生じてしまうのです。このコリが首や肩で起こると、頚椎付近に通る神経を圧迫し、脳の働きを悪化させひいては心身に影響を及ぼしてしまうのです。

首コリを侮ってはいけない理由

頚椎を通る神経には身体機能を左右する自立神経という神経も含まれています。この神経は、体の状態やモチベーションを保つためには欠かせない役割を担っています。例えば、循環器や消化器、体温調整などは自立神経が調整役としてバランスを保ってくれます。しかし、首コリが慢性化し自立神経に負荷がかかると機能が低下し、うつ病の原因になってしまうのです。

首コリや体調不良を感じたら

慢性化した首コリや肩こり、加えて体調不良やめまいといった症状が続いてしまう場合、「うつ病」の疑いもあります。これらはうつによくみられる症状です。首コリや肩こりだけを切り取り、マッサージや整体で改善しようとしても症状は良くならないはず。これらは神経への負荷が関わっているので、マッサージだけでは解決しないんです。また無理に患部ををほぐそうとしても、かえって状態を悪化させてしまうことも。体調不良はまず最寄りの病院を受診し、カウンセリングを受けるようにしましょう。

うつ病と診断された場合

仮にうつ病と診断された場合、その症状のレベルによって休息や休職が必要になってきます。休職中は給与が発生しないことで生活や治療にかかる費用が心配になりますが、傷病手当を申請することでカバーも可能です。傷病手当とは、病気や怪我が理由で仕事を休職・離職する際の救済的措置となります。傷病手当を受診するには一定の条件を満たし、必要書類を用意することが前提となります。ただ、多くの方が傷病手当の存在を知らず、金銭面に不安を抱えていることが多く、各団体や市町村からのフォローが必要とされています。